ローカルキャリアシティ

石川県七尾市

里山里海の暮らしと働くが近いまち

先進国で初めて認定された世界農業遺産。英語でいうとGlobal Important Agriculture Heritage System。略して「GIAHS(ジアス)」と呼ばれています。実はこの認定、この「S」の文字がとっても大事。GIAHSは直訳すると「世界農業システム遺産」。古いものをそのまま残すだけでなく、システムとして機能し続ける動的な遺産として認定を受けているというわけです。

能登が認定を得たタイトルは「能登の里山里海」。人が介在することで時代を乗り越えてきた里山里海の生態系と人々の暮らしが共存しています。直接、農業や漁業に関わっていなくても、そこから生まれる一次産品プロダクトに市街地で出逢うことができたり、加工して販売していたり、それらを流通に回したり。さらに、物理的にも街と海と田畑がとっても近いんです。農村・漁村がまちと密接な繋がりをもって存続してきた地域であると捉えることもできます。

だから、七尾ではどこで働いても里山里海の暮らしと働くがとっても近いんです。それは美味しい食を担保し、心の安らぎを感じる場所へすぐリーチできることを意味します。暮らしと働くの境界が曖昧だからこその生き方が七尾には残っています。
 
しかし、このシステムを動かし続けるそこに暮らし、働く人の高齢化がどんどん進んでいます。それは農業・漁業の分野はもちろん、それらの地域資源を活かして働く能登の中小企業全体の課題でもあります。そこで生まれたのが次節の「能登の人事部」なのです。

石川県七尾市

日本海に突き出た能登半島の付け根にある七尾市。人口は約5万4千人。古くから能登の政治・文化・経済の中心地として栄えてきた港町です。合わせて、開湯1200年を超える和倉温泉やレジャースポットとして人気の能登島も有する観光都市でもあります。2011年には国連食糧機構(FAO)から先進国で初めて世界農業遺産に認定、さらに七尾を代表する祭りのひとつである青柏祭がユネスコ無形文化遺産に認定されるなど世界的な地域資源のあるまちです。近年は、起業&移住サポートの好事例として、七尾創業応援カルテットが有名。さらにローカルベンチャー事業として事業承継オーケストラやポートフォリオワーカーの誘致など新しい取り組みが注目されているエリアでもあります。

能登の人事部(株式会社御祓川)

能登の人事部は能登の中小企業が抱える「人」に関わる課題をワンストップでサポートする、人材プラットフォームです。七尾市の民間まちづくり会社である株式会社御祓川が運営しています。具体的には、プロジェクト型の人材募集を地元の中小企業と共に行い人材マッチングすると共に、入社前後の就職者サポート、人材育成サポートなどを行うことで中小企業とそこで働く人・働きたい人の挑戦をサポートしています。同社では、そのほか各種まちづくりプロジェクトのコーディネート、能登の産品のWEBセレクトショップ「能登スタイルストア」の運営なども合わせて行っており、それらを通じて「小さな世界都市・七尾の実現」を目指しています。

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